JA:Tag:natural=cliff
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説明 |
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垂直またはほぼ垂直に自然の地形が落ち込んでおり、多くは岩が露出しているものです。 ![]() |
OSM Cartoでのレンダリング |
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グループ: 自然 |
適用できる要素 |
よく併用されるタグ |
関連項目 |
状態:承認![]() |
ツール |
崖は、例えば海岸沿いの崖や断崖などに見られる、垂直またはほぼ垂直の落ち込んだ地形の構造です。崖の表面はふつうは岩が露出していますが、土、砂岩、氷などの固体であることもあります。
マッピング方法

崖を描くには、崖の縁に沿ってウェイを描き、 natural=cliff
とタグ付けしてください。ウェイの方向は崖の高い方がウェイの左側に、低い方が右側になるようにしてください。崖が完全には垂直でない場合、ウェイは縁の頂点にするべきです。クレーターや外座層のような環状の崖は、環状のウェイとして描くことができます。
崖の名称には name=*
タグを、崖の一番上から一番下までの垂直距離にはheight=*
を使用します。下に落石がある場合は、natural=scree
を使用してマッピングできます。
人工の崖
man_made=embankment
やbarrier=retaining_wall
のような人工の崖には、もっと適切なタグがあります。
使うべきではない場合
natural=cliff
は尾根、つまり両側が落ち込んでいる地形や、垂直に近い訳ではない地形に使うべきではありません。代わりにnatural=ridge
やnatural=arete
を使ってください。また、natural=cliff
を単なる岩が露出した斜面に使用せず、代わりにnatural=bare_rock
を使ってください。
レンダリング
natural=cliffがタグ付けされたウェイはmapnikに追加され、灰色の線にトゲトゲが付されたものとして表現されます。レンダリング例を見てください。
スタネージ・エッジ(イギリスの有名な崖)は次の地図では点線で表示されてます(イギリスの古い陸地測量図)。新しい地図には、下向きにギザギザがでている線で表現されています。
閉じたウェイはまだレンダリングされませんが、 area=yes
と共にタグ付けされているか、マルチポリゴンリレーションに設定されていない限り、開いたウェイと同様のスタイルでレンダリングされます。このような場合、アプリケーションは natural=cliff をより新しい natural=bare_rock
タグの別名として扱われます。
natural=cliffとしてタグ付けされたノードは岩場を意味します。よく使われる単純な記号は上向きの三角形です。
関連する自然の地物
natural=bare_rock
- むき出しの岩盤が見える地区natural=rock
- 孤立した有名な岩で、岩盤の一部となっているもの。主に単一のノード要素natural=stone
- 巨石や岩(氷河による標石や落石)で、岩盤から離れているもの。主に単一のノード要素natural=scree
- 鈍角の岩が散らばったところnatural=glacier
- 氷河natural=arete
およびnatural=ridge
- 両側が下り勾配の稜線